足摺、以布利分岐~窪津「くじら道」復元中 [12 メディア]
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遍路@山下です。足摺岬の以布利分岐から窪津までの山中の旧遍路道「くじら道」約3キロの復元作業をしています。この遍路道沿いには江戸時代の109丁石、104丁石など9基の道標等が残っています。来春までには老朽化した丸太の橋4本の付け替え等仕上げ作業をして、道しるべ札も吊るします。以布利分岐から約1時間30分で窪津の海蔵院下の海鮮館・大漁屋の近くに出ます。太平洋を眼下に観ながら、古からの古道をお楽しみください。
2018-10-31 11:54
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コメント(1)
こんにちは。
2018.10.31の高知新聞にて以布利から窪津の古い遍路道が整備されていると掲載されていました。自分は一度だけ通ったのですが窪津の手前で藪に阻まれた記憶があります。なので、こういった整備はありがたいです。
あとその時の近況報告です。以布利の海岸にある地蔵から山へ入り、しばらく進むと三角型の147丁石があります。そこから更に進むと右手に大きな岩と『道標あり』の杭があります。一見どこに道標があるのか分かりませんが、そばにあるこの大岩こそがその道標であり丁石なのです。うつ伏せに転倒しているので銘文は見えませんが文献によると『足摺山へ三里…』などと刻まれているそうです。本来の姿に起こして立て直すことは困難ですが、大事な文化財ですので少しだけでも、手を差し伸べていただけたら幸いです。
by 標石さがし (2018-11-04 16:41)